注文住宅と建売住宅の違いなど

1.建売住宅と注文住宅の違い

建売住宅とは、土地と合わせて売られている住宅のことです。

完成後に販売される場合と、建築中に販売される場合がありますが、どちらにしても基本的に設計は決まっています。

注文住宅とは、設計事務所などに依頼して作る住宅のことです。

間取りやデザインなどを自由に決められるというのが利点です。


2.入居するまでの期間など

建売住宅の場合、契約から引き渡しまでには完成物件だと1ヵ月ほどで済みますが、建築中だと4ヵ月ほどかかります。

注文住宅の場合、「土地の購入契約を結ぶ」「設計を行う」「工事の請負契約を結ぶ」という所までで3~10ヵ月ほどかかります。

そこから完成するまでには、工法などによって差はありますが、3~6ヵ月ほどかかり、竣工検査などを済ませてからようやく引き渡してもらえます。


3.それぞれに適している人

建売住宅に適しているのは、以下の条件に当てはまる人です。

「土地を持っていない」。

「早く入居したい」。

「手間暇をかけずに家を手に入れたい」。

「間取りなどが決められた中から選択したい」。

注文住宅に適しているのは、以下の条件に当てはまる人です。

「土地を持っている」。

「建て替えをしたい」。

「こだわりの家を作りたい」。

以上を踏まえたうえで、どちらにするか決めるとよいでしょう。